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返金・返品・立て替えて戻ってきたお金をどちらに書くか

戻ってくるお金は家計簿でいちばん間違えられる項目です。収入にすると稼ぎが多く見え、書かないと支出が多く見えます。それぞれの正しい置き場所。

お金が戻ってくるとき、家計簿は偽の二択を出してきます。収入として書くか、元の支出を減らすか。残高はどちらでも合いますが、集計にはまったく違うことが起きます。

なぜこの選択が効くのか

収入にすれば今月の収入が増え、支出は変わりません。取り消しにすれば収入は変わらず、そのカテゴリの支出が減ります。残高は同じでも、半年後に予算の基準として使う二つの数——平均収入と、あるカテゴリの平均支出——が、片方は高め、片方は低めにずれます。

判断の基準は一つだけです。**そのお金は新しく稼いだものか、それとも使わずに済んだお金か。** 稼いだものは収入、使わずに済んだものは取り消しです。

一つずつ当てはめる

返品による返金

買った服を返した。これは収入ではなく、その支出が実際には起きなかったということです。**元のカテゴリを取り消し。** 収入にすると収入と被服費の両方が水増しされます。

会社の経費精算

出張費を立て替えて会社から戻る。これも収入ではありません——最初から自分のお金ではないからです。**元のカテゴリを取り消し。** 収入にすると、年末に自分がひどく出張していたように見えます。

友人が返してくれた食事代

四人分を先に払い、三人から戻る。**その食費を取り消し。** 実際に食べたのは四分の一で、家計簿はそれを映すべきです。

払いすぎた分の返還

公共料金の過徴収が戻る。同じく**取り消し**です。最初から出るべきでないお金でした。

本当に収入になるもの

多くはありません。不用品を売った代金、利息、キャンペーンの現金還元。共通するのは、先行するどの支出にも対応していないことです。

月をまたいで戻ってくる場合

ここだけが厄介です。三月に買って五月に戻る。三月を厳密に取り消せば過去が書き換わり、五月に入れればそのカテゴリに負の数が立ちます。

どちらでも構いませんが、**ずっと同じやり方にしてください**。混ぜるのが本当の問題で、後から低めの月を見たときに、節約できた月なのか古い返金が落ちた月なのか区別できなくなります。

実務としては**お金が実際に戻ってきた月**に取り消しを立てるのを勧めます。家計簿と銀行の明細が突き合わせられる形になり([[why-your-ledger-never-matches-your-bank-balance]] を参照)、過去の月は書き換わりません。

その結果ある月のカテゴリが負になったとしても、その負の数自体が情報です。「その月は使わなかった」ではなく「その月に期をまたいだ返金が入った」と読めます。

例外:先に預かって後で使う

向きが逆の場合があります。同僚の代理購入のように、先にお金を受け取ってから使うとき。この入金はあなたの収入でもなく、何かの取り消しでもありません。

いちばん綺麗なのは家計簿に入れないことです。受け取って、使う。どちらも書かない。金額が大きくて忘れそうなら、専用のカテゴリに入と出の二行を立てて相殺させてください。収入にしてはいけません。収入の基準値が濁ります。

よくある質問

収入にしても取り消しにしても残高は同じでは

残高は同じですが集計が違います。収入にすると収入とそのカテゴリの支出が同時に水増しされ、その二つはまさに予算の基準として使う数字です。

月をまたいだ返金はどちらの月に書きますか

お金が実際に戻ってきた月を勧めます。銀行の明細と突き合わせられ、過去の月も書き換わりません。大事なのは一つのやり方を通すことです。

代理購入で預かったお金は

家計簿に入れないのがいちばん綺麗です。収入でも支出でもありません。忘れそうなら専用カテゴリに入と出の二行を立てて相殺させてください。

ひと月ためしてみる

Fambook は家族にひとつの共有帳簿を渡します。誰でも数秒で一件書けて、どの記録にも誰が使ったかが残り、ひと月の合計が二か所ではなく一か所にまとまります。圏外でも記録でき、あとから同期します。記録、カテゴリ、予算、統計、CSV の入出力、同期、二人での共有は無料。課金で買えるのは「入力の手間が減ること」だけです。

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